ABOUT NEGI

「南三陸ねぎ」が生まれた場所

東日本大震災で甚大なる津波被害にあった宮城県の最北端


気仙沼市南三陸町


この二つの地域では震災後、復旧農地を活用し長ネギの栽培が進んでいます。


この両市町で生産されているねぎの総称が「南三陸ねぎ」なのです。


津波に流された農地

甚大なる被害をもたらした東日本大震災。


その震災において、宮城県では約10,000人もの方々が亡くなられております。


南三陸町は住民の8割が津波による浸水被害に。


住民の5%が死亡・行方不明になっている地域です。


また、その隣の気仙沼市では住民の5割を超える方が津波による浸水被害に、1500人近くもの死亡者、行方不明者が出ております。


もちろん数多くの農地が津波によって流されました。


復旧農地との戦い

津波被害を受けた土地は塩分濃度が高くなってしまいます。


復旧工事で搬入された土にも小石が多く含まれ、栄養分もほとんどない状態でした。


決して条件のよいとはいえない農地でしたが、腰をかがめひとつひとつ小石を拾い上げてはトラックに積み込むという、気の遠くなるような作業が繰り返されました。


時にはボランティアの協力も得て、農地は着実に整備されてきました。


塩害に強いねぎ

ねぎは、露地栽培が可能で、収益性にも優れています。


そして、「塩害にも強い」ので、被災農地にうってつけでした。


県本吉農業改良普及センター、両市町や地元農協が協力し、農家にネギの生産を呼びかけ、復旧農地でのネギの生産が活発化しています。


南三陸ねぎ、その味は...

全国のサポーターさんから寄せられた、南三陸ねぎを食べた感想の一部をご紹介します。


<30代女性>

もう とろっとろ~ あま~~い!

後味に臭みもなくて、辛みも強くなくて

とっても食べやすかったです。

スジっぽさもなく、ネギ苦手な人でも

いけちゃうのでは??と思いました。


<あるご家族>

夫 文句なしで旨い! 甘さにピリッと来る辛さがたまらない

息子 ネギってこんなに旨かったっけ⁉

妻 人生で味見して感動したのは初めてでしたよ(●´∀`●)


<20代女性>

めっちゃくちゃ甘くて美味しぃ~♡

(*♥д♥*)(*♥д♥*)

という文句無し・・・どころか、美味しくてビックリ!

焼きねぎが嫌いな姉までパクパクしていました。

とろりと甘くてジューシーで(*´﹃`*)‧º·˚

こりゃたまらん!!!


三陸の気候がもたらす甘み

南三陸町、気仙沼市は、寒い気候にもかかわらず、雪が降らない希少な気候の地域です。


この寒さが、ねぎの甘みを引き出すのに大きな役割を果たしているのではないかと言われています。


気仙沼市と南三陸町はどこにあるの?

宮城県の最北端に、気仙沼市があり、その下に南三陸町があります。

時々、「宮城県気仙沼市南三陸町」という風に勘違いされるかたもいますが、別々の町になります。

東北に行かれた際は、是非ともこの二地域に足を運んでみてください。